[Swift] WKWebViewを使ってみる(1) - ウェブページを表示する
最近ちょこちょこswiftを触ってみているので備忘録的な感じ残していこうかと思います。
今までウェブページを表示する場合UIWebViewを利用していたかと思うんですがiOS8から追加されたWebKit Frameworkを使ってみます。
今回は下の画像のようにGoogleを表示してみます。

- Xcodeでプロジェクトを作成する
- WebKit FrameWorkを追加する
- WKWebViewのインスタンスを生成しGoogleを表示してみる
1. Xcodeでプロジェクトを作成する
今回は「Single View Application」でプロジェクトを作成します。
なお、Xcodeはバージョン6.1を使用しています。

2. WebKit FrameWorkを追加する
「Linked Frameworks and Libraries」に「WebKit.framework」を追加します。

追加されたら下記のようになっているはずです。

3. WKWebViewのインスタンスを生成しGoogleを表示してみる
さて、実際にコードを書いていきます。
今回はストーリーボードは使用せず、ViewController.swif内に記述します。
今回書くコードは以下で全てです。
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import UIKit import WebKit class ViewController: UIViewController{ var webview : WKWebView? override func viewDidLoad() { super.viewDidLoad() // デバイスのCGRectを取得 var deviceBound : CGRect = UIScreen.mainScreen().bounds // WKWebView self.webview = WKWebView(frame: CGRectMake(0, 20, deviceBound.size.width, deviceBound.size.height - 20)) self.webview?.loadRequest(NSURLRequest(URL: NSURL(string: "http://www.google.co.jp")!)) self.view.addSubview(self.webview!) } } |
WebKit FrameWorkを使用するのでimportします。(2行目)
WKWebViewクラスのインスタンスを生成します。コンストラクタの引数にCGRectを指定します。(15行目)
次にloadRequestメソッドで読み込むURLを指定します。(16行目)
以上!
次回はURLバーを配置し、現在表示されているページのURLを表示、URLの編集、更新ボタンの配置までをやってみます。